[雑記] [研究] でじたる・さみずだーと
バルトシュのモラヴィア方言に関する書籍をインターネット・アーカイヴからダウンロードできた話についてはこちらの記事ですでに書きましたが、週末にようやくローカルの HDD へダウンロードした『モラヴィア方言辞典(2分冊)』と『モラヴィア方言学(これまた2分冊)』を2駅先のコピー屋さんで自前で出力したものを、店の方に製本していただきました。コピー代と製本代込みで、前者は3650円、後者はだいたい5600円ほどでした。チェコにいた頃だと、デジタル化された書籍のファイルをコンピュータとコピー機をつなげて出力し、それを製本する――という工程など、夢のまた夢でした。それを思うと、出力には少しばかり手間がかかった上に持って帰る際の重量も結構なことになったものの、たったの1万円弱で商業ベースでの復刻はまず望めないような貴重な資料を書籍としての形態で手元に置けるようになったのは、素直に嬉しいです。これで方言地獄も少しは楽になりそうです。
出力作業をしながらふと思ったのですが、研究の内容が内容だけに今後はコンピュータを駆使したこの手の「デジタル・サミズダート」が書棚をどんどん占めてゆく一方で、本屋さんから商品としての書籍を取り寄せることがさらに減ってゆきそうな気がします(少なくとも、国内で出版された日本語で書かれた本を買う頻度は、大学院に入った頃に比べてもかなり落ちました。最近ですと、商品としての書籍を買うのは日本語で書かれた文学作品を除くと、外国で出版された外国語書きの研究関係の文献や研究とは関係無く楽しみで読む読み物ばかりという状態です)。
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